更年期の女性に全力でおすすめしたい「エクオール+ラクトビオン酸」
管理人はずっと飲み続けていて、おかげさまで快調です。
エクオールがたっぷり摂れる頼もしいサプリメントですが、+されているラクトビオン酸って何でしょう。
大丈夫だろうけど、よく知らないまま飲み続けるのは副作用など少し不安ですよね。
オマケの成分でしょう?と思っていたラクトビオン酸ですが、調べてみると結構すごい成分でした。
ラクトビオン酸ってなに?
ラクトビオン「酸」っていう名前だから「酸」だよね…と思ったら、驚いたことにオリゴ糖の一種なんですよ。
牛乳に含まれる乳糖から作られる酸性のオリゴ糖で、あのカスピ海ヨーグルトにも含まれています。
カスピ海ヨーグルト由来の酢酸菌を使って研究が行われた結果、食品として安全なラクトビオン酸を量産できるようになったそうです。
牛乳&酢酸菌から出来たオリゴ糖ですから、ラクトビオン酸はとても安全な成分だといえるでしょう。
カルシウムの吸収をサポート
食生活が豊かになった今でも、日本人はカルシウムの摂取量が不足しているそうです。
製薬会社勤めのころ担当した「閉経後の骨粗しょう症に対する女性ホルモン剤の臨床試験」で、肝心のホルモン剤よりカルシウム剤の方が効果が出て、皆で青くなったことが思い出されます。
骨粗しょう症の予防のために、カルシウムを摂りましょう。
食品やサプリメントに含まれるカルシウムといえば、炭酸カルシウムや乳酸カルシウムをよく目にしますね。
- 炭酸カルシウム:貝殻やサンゴ、卵の殻などに含まれるカルシウムで、水に溶けにくい
- 乳酸カルシウム:水に溶けやすく吸収率が高いのが特徴
どれくらい溶けやすさに差があるかというと、
<水100mlに溶ける量>
- 炭酸カルシウム:0.0014 g/100ml
- 乳酸カルシウム:9.7g/100ml
炭酸カルシウムは水にほとんど溶けないので、食べてもそのまま出ていっちゃう?という感じですね。
一方、ラクトビオン酸カルシウムが水100mlに溶ける量はスゴイです。
- ラクトビオン酸カルシウム:>62 g/100 m
驚いたことに、乳酸カルシウムよりもさらに溶解度が高いのです。
ラクトビオン酸があることで、カルシウムがよく溶けて吸収されやすくなり、骨密度の向上が期待できます。
エクオールを作るのを助ける
オリゴ糖が腸内細菌に働きかけ、お腹の調子をサポートすることはよく知られています。
ラクトビオン酸もまた難消化性オリゴ糖なので、腸内細菌叢に影響を与えることが予想されました。
そこで、ラクトビオン酸によってエクオールの産生に影響があるかどうかの実験が行われたのです。
その結果「ラクトビオン酸摂取により腸内細菌叢が変化しダイゼインからエコールへの変換が促された」※1ことが示唆される結果が出ています。
※1 乳糖を原料とした新規機能性オリゴ糖「ラクトビオン酸」の開発 日本応用糖質科学会誌 1(3), 257-258, 2011-07-20
ラクトビオン酸はサプリメントで
自前のエクオール産生菌のために積極的に摂りたいラクトビオン酸ですが、食べ物から摂るのは難しそうです。
ラクトビオン酸はカスピ海ヨーグルトの乳清(上澄み)部分にあるのですが、乳清100g にラクトビオン酸が45mg 含まれています。
エクオール+ラクトビオン酸には、1日あたり150mgのラクトビオン酸が含まれています。
乳清333g分に相当します。
これだけ大量の乳清を飲むのは無理ですよね。
ラクトビオン酸を摂るなら良質なサプリメントで摂ることをオススメします。
いつまでも若くいるために、閉経後に骨粗しょう症にならないように、エクオールとラクトビオン酸を摂り続けたいですね。
↓↓管理人が今続けているエクオール
キレイ・デ・エクオール