夫婦生活は何歳まで?『セックスレス時代の中高年性白書』が興味深い

こんな本を買ってみました。

日本の中高年、高齢期を対象にした性の実態調査の結果と考察がまとめられています。

中高年の性について専門家が正面から調査したもので、非常に参考になり興味深いです。

誰にも話せない性の悩み

「痛くて苦痛な性交を夫に強いられている」

「夫が突然セックスを求めなくなり、自分の女としての性が終わるのかと思うとつらい」

まえがき より

更年期の性交痛もそうですが、誰にも相談できず、一人で悩んでいたり我慢している人は多いのでしょう。

ホルモンバランスが大きく変動し、性機能が変化していくのが更年期です。

  • 他の人はどうなのか?
  • 夫婦生活、どのくらいの頻度である?

そんなことはご近所や友人と話さないですよね。

『この本を読むことで、悩みを解決する糸口が見つかるかも知れません。』

夫婦生活の頻度は?

詳細は本を読んでいただくと良いですが、夫婦生活の頻度の数字が驚きでした。

40代/50代・女性の場合

  • ここ1年まったくない:30%/53%
  • 年数回程度:24%/22%
  • 月1回程度:12%/7%
  • 月2~3回:23%/13%
  • 週1回以上:11%/4%

世間はこんな感じなんですね。

スキンシップは大事だと思うのですが…。

セックスレスが増えている

10年前に比べて、男女とも40~50代のセックスレスが倍増しているとあります。

特に50代で顕著です。

今回の調査では、女性で75%、男性だと86%がセックスレスです。

閉経による性交痛、性欲の減少も一因でしょうか。

性交痛を我慢して応じたりせず、ノーと拒否できる女性が増えたのですね。

一方で、2~3割は70代でも性交を行っているそうです。

性交痛が性交停止の大きな原因

40代では「性交痛のない人」が43%ですが、50代では26%、60代では16%に減っていきます。

50代でセックスレスが増えるのは、性交痛が大きく影響しているのでしょう。

確かに、あの痛みを我慢するのは無理ですね。

我慢して応じている人は今も少なくないのでしょうけど、対策している人も増えているようです。

潤滑ゼリーの使用

潤滑ゼリーを使用している・したことある人は、10年前では7%でしたが、今回の調査では31%に増加しています。

管理人も使っていますが、更年期・閉経後には潤滑ゼリーは必需品ですよね。

根本の対策である「ホルモン補充療法」はあまり普及していないようです。

やはりホルモン補充療法はガンなどの問題もあり、ハードルが高いのでしょうか。

本では触れられていませんが、女性ホルモン様に似た働きをするエクオールが潤い対策としてもっと認知されれば…と思います。

管理人はエクオールで性交痛から解放されました。

↓↓管理人が今続けているエクオール
キレイ・デ・エクオール 

読み応えのある体験談・コラム

回答者の体験が多数掲載されています。

  • 夫婦のセックスレス
  • 婚外セックス&不倫
  • 単身者の恋愛&セックス
  • 性欲と女性の望み
  • 性機能の低下 など

研究者の思いの詰まったコラムは、ぜひ読んでいただきたい濃い内容です。

人生の最期まで、人と人との温もりは大事なんだな…。

ずっとずっと、オットと仲良く過ごしたい。そんな風に考えさせられる本でした。

骨太で貴重な書籍です

50~60代のメンバーで結成された「セクシュアリティ研究会」による調査です。

第一回目の調査は1999~2000年にかけて実施されました。

第二回目の調査が2002~2003年にかけて行われ、その10年後の2012年に「10年後調査」が開始されました。

この本には主に「2012年調査」の結果と考察が書かれています。

調査結果は学会誌に掲載されましたが、苦労して得たデータを多くの人が見られるよう、研究会メンバーの思いを伝えるために、一般書籍として発行されました。

真面目に中高年の性について書かれていて、とても参考になる内容です。

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