さて、更年期の私たちの強い味方。
ネットで調べても、本を見ても、まず出てくるのは…
イソフラボン
イソフラボンは、植物性ポリフェノールの一つです。
女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、「フィトエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれます。
「サプリメント健康事典」 一般社団法人 日本サプリメント協会 集英社刊
イソフラボンと子宮がん・乳がんの関係は?
イソフラボンがエストロゲンに似ているなら、子宮がん・乳がんとの関係はどうなのでしょう?
気になりますね。
子宮内膜がん
- イソフラボンはエストロゲンに似た構造をしているので、子宮がんの発生を予防する。
- 多量に摂取すると子宮内膜の増殖が起こり、がんの発生に繋がる恐れがある。
巷では、この両方の説をよく見かけます。
調べたら、信頼できる情報として、国立がん研究センターが公表しているデータがありました。
この研究には次のように書かれています。
大豆食品またはイソフラボン摂取と子宮体がんとの間に関連は見られませんでした。
関係ないんかーい!とツッコミを入れたくなりますが、
今後さらに大規模な研究により、この関連について検討を重ねる必要があると考えられます。
と締めくくられています。
もともと子宮内膜がんは欧米に比べて日本では少なく、食生活の欧米化に伴い増加しています。
だから、本来、日本食に多く含まれる大豆製品が悪いわけないのです。
乳がん
こちらも同じく、国立がん研究センターの研究です。
イソフラボンは乳がんの発生率減少と関連していて、みそ汁の摂取が多いほど乳がんになりにくいことが分かったそうです。
閉経後の人達に限ると、イソフラボンをたくさん食べれば食べるほど、乳がんなりにくい傾向がより顕著に見られました。
イソフラボンは女性ホルモンと構造が似ているので、女性ホルモンの邪魔をして乳がんの予防に効果があるのでは?とのこと。
※味噌汁は塩分に注意とも書かれています。
イソフラボンを摂るのにオススメは
上で引用したサプリメント健康事典でオススメされていたのが…こちら。
まさかのモヤシww
いやいや、たしかに大豆だし、イソフラボンって書いてるけど、も・や・し ですよー。
こんなの毎日食べられないです。
個人的に豆もやしはあの匂いと食感が苦手です(^-^;
やっぱりサプリメントが手軽
イソフラボンの摂りすぎは良くないとの説があるけれど、やっぱりサプリメントが手軽で良いかな…と。
一日量をきちんと守れば良いことだし、継続するのはサプリがカンタンです。
イソフラボンサプリでおすすめしたいのは
長年、醬油づくりで大豆を扱ってきたキッコーマンですから安心ですね。
ところで、こんな気になる話も…
- 大豆イソフラボンの女性ホルモン様作用は、腸内細菌により代謝されて出来るエクオールという物質によるものだった。
- 日本人の約5割は、エクオールを作るための腸内細菌を持っていなくて、体内でエクオールを産生できない。
ちょっと待ってよ。そんなの聞いてないって。
要するに、せっかくイソフラボンを食べても5割の人はあまり効果がないってことです。
5割と言われても、自分がどっちかなんてわからない
食事にしろサプリメントにしろ、長く続けないと効果はわかりません。
せっかく意識してイソフラボンを摂っていても、自分がエクオールを産生できない体質だったら…。
う~ん。努力が無駄になりますね。
でも、さすがにこの便利な世の中。
エクオールのサプリメントがあります。
さて、どれにしよう。私はどっちの5割なんだろう…。
豆乳を飲みながら、しばらく考えます。
追記
色々調べた結果、エクオールを作れるかどうかは検査でわかると知りました。
そして、イソフラボンはサプリで摂るべきという結論に達しました。
さらに追記
検査の結果、わたしはエクオールがあまり作れない体質だとわかりました。
エクオールを作れる人でも体調により産生量がバラつきます。
エクオールを作れる人も作れない人も、サプリメントでエクオールを摂るのが確実で良いと思います。
↓↓管理人が今続けているエクオール
キレイ・デ・エクオール