喉に何かが引っかかってるような、詰まっているような違和感を感じるけれど、調べても何も原因が見つからないことがあります。
これは「咽喉頭異常感症(別名:ヒステリー球)」という神経症の一つで、更年期の女性に多く見られます。
更年期女性が訴えるノドの違和感
更年期の女性が訴える「喉の違和感」は次のようなものです。
- のどに何かが詰まっている
- のどに何かがひっかかっている
- のどに塊りがある
- のどが塞がる
- のどの奥が腫れている
- のどがイガイガする
- 胸がつかえる
もちろん本当に喉に異常が見つかることや、他の場所の病気が原因のこともありますが、調べても何も異常がなく違和感だけがあるケースも多いのです。
病気以外の原因としては、精神的な不安や緊張ストレスなどがあげられています。
更年期には、女性ホルモンが減少することで自律神経のバランスが崩れます。
この「自律神経の乱れ」も咽喉頭異常感症の原因になるので、更年期の女性に喉の違和感を訴える人が多いのでしょう。
どの科を受診すればよいの?
更年期の自律神経の乱れから喉の違和感が起こるケースは多いです。
まずは、心配せずに気楽に過ごしてみましょう。
それでも治まらない場合は、更年期だと決めつけず、必ず病院へ行きましょう。
喉の異常は、まず耳鼻咽喉科を受診します。
喉以外の場所が原因でノドに違和感が出る場合がありますが、まずは耳鼻咽喉科に行くのが正解です。
耳鼻咽喉科では、喉の症状から様々な病気を鑑別して診断していただけます。
病院に行ったらどんな検査をするの?
問診
耳鼻科では問診により診断が絞られることが少なくないそうです。
どんな症状がいつからあるか。
今までかかった病気は?
診察室では緊張して上手く話せなかったり、言い忘れもあるので、症状の経過などをメモしていくのも良いでしょう。
視診
ファイバースコープ(内視鏡)を使って、喉の奥を診てもらえます。
触診
見るだけでなく、手で触れて診察します。
各種検査
血液検査:アレルギー、炎症、甲状腺機能などをチェックします
超音波検査:甲状腺、頸部に異常がないか調べます
MRI・CT:頸の深い場所を調べます
胃カメラ:食道~胃を調べます
心理テスト
診断的治療
実際に治療を行って、症状の変化をみます。その結果で診断が確定していきます。
あまり気にせず、安心することが喉の違和感解消に大事です。
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